台湾グルメ小噺
台湾グルメはおいしいものがいっぱい!みんながよく知っていることから、あまり知られていないマイナーなお話まで、OPEN にするよ。
その甘さにはワケがある
2022年2月17日|
こんにちは、OPENちゃんです。
台湾グルメの小噺第12回は、前回に引き続き台湾ソーセージのお話。
本の人たちがきっと疑問に思っている「なぜ甘いの?」について、今回は特別に教えちゃうよ!
台湾ソーセージが甘い理由 その1
1つ目の理由は、防腐効果にあるよ。黒橋牌の創業前、台湾のソーセージは硬くて塩気が多かったんだ。塩分を効かせて水分を抜くことで保存性を高めようとしていたんだね。でも黒橋牌は柔らかさやジューシーさにもこだわったので、どうしても水分が多くなっちゃった。そこで、水を抱え込む性質のある砂糖を使って、ジューシーさはそのままに保存性を高めることにしたんだよ。
台湾ソーセージが甘い理由 その2
甘さの理由2つ目は、創業の地である台南に関係しているよ。
台南は台湾で1番古い都で、長い間行政や商業の中心地になっていたんだ。黒橋牌の創業当時、砂糖は庶民の口にはなかなか入らない高級品。それをたくさん使えるというのが当時の成功者の証だったから、ビジネスや政治で成功した人たちに甘い味付けが好まれたんだ。
まだまだ台湾ソーセージのお話は続くよ!
後編もお楽しみに~。