台湾グルメ小噺

台湾グルメはおいしいものがいっぱい!みんながよく知っていることから、あまり知られていないマイナーなお話まで、OPEN にするよ。

豆腐じゃないんです、豆花なんです

2022年6月30日|
OPENちゃんも来るようなのでもう一つ注文しておきましょう。でも到着前に私が食べちゃうかも(笑)

豆花ってなんだ?豆腐とはどう違うの?

豆花とは、豆乳を食用石膏やかん水などの凝固剤を用いて固めた豆料理で、豆腐の元になったものと言われています。苦汁を使わないので、絹豆腐より柔らかくフルフルしてるんだ。

このフルフル感が豆花の“華”ですよね。あー、美味しかった。

豆花の発明者と言われているのは、紀元前の漢の淮南王劉安と言われています。大豆を使って仙薬を作ろうとしていたとか、洪水で湿った大豆の使い道を考えたとか諸説あるようです。実際に西暦一桁代の壁画に豆花作りが描かれていたので、その頃には作っていたようですね。

豆花は甘いだけじゃない?

台湾や香港、華南地区では甘くして食べることの多い豆花ですが、華北では塩味のもの(豆腐脳)がありますし、四川では(嫩豆腐)辛くして食べるようです。それはそれで気になりますね。