台湾グルメ小噺
台湾グルメはおいしいものがいっぱい!みんながよく知っていることから、あまり知られていないマイナーなお話まで、OPEN にするよ。
滷肉飯(ルーローハン)のお話後編
2022年2月20日|
台湾グルメの小噺第15回は「滷肉飯」の続きだよ。
肉の違い
北部と南部では、使う肉にも違いがあるんだ。
北部のものは比較的脂身の多い部分を使うことで濃厚な風味を出していて、南部のものは脂身の少ない部分を使うことでさっぱりと仕上げているんだ。
どこの部位をどのくらい使うか、また、角切りなのかミンチなのか、どういう調味料を使ってどこ産の米にのせるかというのは、お店によって違っているよ。
日本だと、桜餅やカレーのお肉が東西で違っているのと同じで、台湾も北部・中部・南部(+東部)で食文化が異なるんだ。
ちょっと気になる味付け
コンビニの滷肉飯は、五香粉や八角の風味がかなりしっかりと効いているよ。
五香粉や八角は、あくまでも肉や醤油の香りの補助に入っているものだから、おうちで作るときはもっと軽くてもいいかも。それと、油蔥酥(エシャロットの素揚げ)はしっかり入れたいね。
次回、いつも応援してくれているみんなにおうちで簡単にできる滷肉飯の作り方を教えちゃうよ!
後編もお楽しみに~!