台湾グルメ小噺
台湾グルメはおいしいものがいっぱい!みんながよく知っていることから、あまり知られていないマイナーなお話まで、OPEN にするよ。
台湾の朝食のお話②-中式早餐2-
2022年3月1日|
みんな、楽しみに待っていてくれたかな?
台湾グルメの小噺第22回では、前回に引き続き中式早餐のメニューを紹介するよ。
葱油餅
葱油餅は元々湖北省の小吃(軽食)だったと言われているんだ。練った小麦粉を小さなかたまりに分けて平たくのばし、刻んだネギと油を散らしてもう一度かたまりにしたら、またのばして焼くんだよ。昔は揚げてたんだって。
蛋餅
台湾クレープと呼ばれることがある蛋餅だけど、原点は葱油餅の簡易版なんだよ。うす焼きの餅に卵焼きを合わせて、さらに好きな具材を包んだらできあがり!作り方がシンプルで早く作れるので朝食の定番メニューなんだ。そんな理由もあって中式・西式問わず、朝食屋さんに置いてあることが多いよ。
飯糰
台湾おにぎりと呼ばれている飯糰。こちらも葱油餅と同じで原型は浙江省の小吃だと言われているよ。広げたご飯に油条(揚げパン)、卵焼き、漬物、肉そぼろなどを乗せて巻いたおにぎりなんだ。巻き寿司みたいな形だよ。
広まったのは日本統治時代で、鉱山採掘を強化していた頃。坑道内での食事として重宝されたんだって。当時は冷蔵庫が普及していなかったから、朝食の残りをご飯で巻いて竹の皮で包んだものを仕事に持って行く人もいたんだよ。お店ではご飯の種類や中身の具材を好きに選んで作ってもらえるよ。
ごはんのお話をするとお腹が空いてくるね。
台湾の朝食のお話はまだまだ続くよ!お楽しみに~!
では次回まで、OPEN YOUR HEART!! ☆