台湾グルメ小噺

台湾グルメはおいしいものがいっぱい!みんながよく知っていることから、あまり知られていないマイナーなお話まで、OPEN にするよ。

丸くて有能な君の名は

2022年2月22日|

こんにちは、OPENちゃんです。
台湾グルメの小噺第17回は、前回予告していた「ある調理器具」の話だよ。
みんな、何のことかわかったかな?
そう、丸くて緑(最近はいろんなカラーがあるね)の有能な彼、「大同電鍋」です。

家庭でもお店でも大活躍!

大同電鍋はおうちの台所だけじゃなくて、コンビニの茶葉蛋(煮卵。店内に入るとすぐに八角が香ってくるよ)やタピオカ屋さんのタピオカ(珍珠って書いてあるよ)を作るときにも活躍している、マルチプレイヤーなんだ。

日本の炊飯器技術を生かした大同電鍋

大同電鍋の始まりは、実は日本で開発された世界初の炊飯器にあるんだ。大同電鍋を開発した大同公司は日本統治時代の1918年に設立された会社で、1960年代に東芝と技術提携をしていたので、最新の炊飯器製造技術を台湾に持ってくることができたんだ。
その後、日本ではどんどん高性能化して当時のタイプの炊飯器は姿を消すのだけど、台湾では逆にスタンダードに。そして今では台湾の三種の神器の一つに数えられるまでになっているよ。

今回はここまでだよ!
次回は大同電鍋の使い方を紹介するよ。

後編もお楽しみに~。